つるカレーさんにやっといってきたはなし

GW明けのある火曜日。
臨時休業を頂いた日、奈良きたまちにオープンされたつるカレーさんにお伺いしました。オープンが3月8日でしたから、2か月の時を経てやっと!です。

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以前にも雑炊スプーンのお話でちらっと書かせていただきましたが、つるカレーさんはきたまちの西笹鉾町にあります。ちょうど火と実coffeeさんのご近所で、アカートにとってはお店ではなく自宅のご近所。
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空き家だった長屋をお店に改装し、雰囲気のある古民家店舗になっています。靴は脱いでお店に上がるシステムですので、ぜひ足の裏を見せつけたくなる仏下など履いていきましょう。

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店内は素敵な雪見障子や欄間などが趣あり、ドライフラワーや照明、家具とも相性よく調和しています。ちなみにこの店内の室礼はつるカレーさんの奥様がすべて担われたとのこと。とても素敵なインテリアです!
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当店でお買い求めいただいたクラゲなども飾ってくださっているのが嬉しいですね!!他にも当店の商品をあちこちに置いてくださってますので、ぜひ探してみてください。

さてカレーですが、この日は「バタープローン」というエビのカレーをオーダーしました。ついでにハートランドも!
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カレーにはごはんだけでなく副菜やスープもついています。
この日のメニューは以下の通り。
・バタープローンカレー
・ジャスミンライス
・ムング豆のスープ
・紫キャベツのポリヤル
・じゃがいもとしらすのチョッチョリ
・人参シリシリスパイス和え

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カレー以外のスープや副菜はその時によって変わるようですので、いつもこれではありません。
また、この日は火曜日でしたのでメニューはバタープローンかバターチキンでしたが、土曜日はこのほかに限定カレーがございます。この土曜日限定のカレーについてはちょっと辛い場合もあるようで、「ツウ好み」もきちんと用意される周到さもさすがです。
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作っていただいているときからスパイスだけでなくエビの良い匂いもして・・・たまりません。
チリを使用していないというカレーはマイルドですが全く辛くないわけでなく、上品で食べやすいお味。いろんなスパイスを使用してこんなにも美味しくて優しい、そして奥深い複雑な味を作ることができるなんて・・・。魔法のようですね。
食べてしまうのがもったいなくなるような、食べ終わってないのにまた食べたい美味しさでした。

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「チリを使用していない」と書きましたが、辛いの好きな方のためにチリパウダーも別で添えてくださいます。こだわって選んだオーガニックのチリはかなり辛いそうですので、お気をつけて。

それとご飯もこだわりのお米だそうです。
ジャスミンライスと書きましたが、それだけでなく他のお米もブレンドしてカレーと相性が良くなるように炊いているのだとか。確かにこのごはんがとっても美味しくて、お腹に余裕があればオカワリしたいくらいなんです。
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それにしても副菜がどれも聞いたことのないような名前ばかり!
素材の部分以外がかなり謎なので「どんな食べ物なのかしら?」と少々心配でした。
カレーの副菜、酸っぱすぎたりスパイスに馴染みが無さすぎたりで食べづらいこともあるのですが・・・。スパイス効き過ぎ、異国情緒溢れすぎな味があまり得意ではないアカートでも全く問題なく美味しかったです。
こちらではカレーだけでなく副菜も、初心者に優しく作られているなあ、としみじみ頂きました。本格的なのに万人に美味しいって、素晴らしいですね。
カレー、ごはん、副菜、すべてのバランスが最高の一皿でした。

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本格的、といえば、こちらのお店はアカートのような素人だけでなくカレーツウの方も沢山いらっしゃるとのこと。マニアや重鎮と言われるような方も満足させるのはなかなか大変かと思いますが、カレーに対して真面目で真摯に取り組むつるカレーさんなら、きっと大丈夫でしょう。

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今後も高い目標を掲げて美味しいカレーを追求し続けると仰る好青年のご主人。もうすでにかなり美味しいと思うのですが、きっともっともっと美味しくなるはずですので、またぜひお伺いしたいと思います。

◆つるカレーさん
奈良市西笹鉾町13番地
営業時間:11時~15時(L.O.14時)
定休日 :日曜・月曜+不定休
instagram:@tsuru_curry
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