たぶん長女の「うちの子記念日」

正確な日付は実は覚えていませんが、18年前、2003年の7月の今頃あたりは、当店の長女を引き取った「うちの子記念日」です。
もともと野良猫なのでお誕生日や両親がわからないのは仕方ないとしても、もらってきた日付すらもわからないなんて、ほんとに雑で申し訳なく思います。
というわけで本日は長女の「うちの子記念日スペシャル」。
 

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その前に、予告どおり本日7/23(金・祝)は、その猫スタッフ長女が出勤しています。昨日の次女と同じく、やっぱり久しぶりで居場所がわからない・・・。

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でもすぐ思い出しましたね。
きっと一日のほとんどは寝ていると思いますが、本日も閉店まで皆様をお待ちしております。
ちなみに明日7/24(土)は猫スタッフは出勤しません。また翌25(日)は臨時休業となります。

 
では思い出話に戻ります。
思えば18年ほど前、自分の誕生日に突然「猫がほしい」と言い出したアカート。
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運命に引き寄せられるように、偶然にも友人の友人が拾って飼うはずだった長女を譲り受けることになりました。当時まだ生後半年くらいの長女。でも避妊手術はしてもらっていて、何の知恵もなかったアカートはずいぶん手のかからなくなった状態で長女を頂いたのでした。7月の暑い日、エアコンの効かない愛車に彼女を乗せて、緊張して帰ったのを今でも懐かしく思い出します。
 
って、毎年書いてるから皆さんそろそろ飽きてきましたかね。でも続けます。
 
保護主さんから「獣医さんも驚くぐらい、飼いやすい猫なんです」と言われて引き取った長女。初めて飼う猫としては100点満点でお釣りがくるくらいに、確かに飼いやすい猫でした。
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トイレの粗相など一度もしたことないですし、イタズラも深夜の運動会も少な目。時々、リビングに敷いていたラグに「ズサー!」っと滑り込んだり、おもちゃをくわえてやってきて「遊んで」と催促したり、若いときはそれなりに活発でしたが、その程度。健康で目立った疾患はなく、素直で元気に、そしてとびきりかわいく育ってくれました。
 
手放した保護主さんご家族は、本当に残念だったし寂しかったろうと思います。
当時はあまりそこまで考えが及んでいませんでしたが、今思うと別れ難い思いが想像できて、感謝の気持ちとともに少しだけ切ない気持ちにもなります(当時もお別れ寂しいだろうな、くらいは思ってましたよ)。
 

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愛くるしくて天真爛漫な長女、10年ほど前に突然こわーい「姉」ができて「他の猫」の存在を知りましたが、比較的すぐに姉との距離の取り方も学び、相変わらず機嫌よく過ごしてました。
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転勤で札幌や東京に行ったり、帰省やもろもろの事情で奈良や鹿児島に行ったりと本当にあちこち一緒に動いてくれた長女。
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何があっても同じテンション、同じスタンスでアカートを見つめ、今も昔もワガママを受け入れて優しく寄り添ってくれています。
 
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その後、看板猫として働くことにもなり、7年前には妹ができて、6年前にもう一人妹ができて長女に。それでも不平不満は言わず、大人しくそして温かく妹たちを受け入れてくれています。
 
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18歳になり、元気とはいえ体も少し痩せてきて寝ている時間が増えてきました。
今度は、私たちが彼女を甘やかして全力で支える番ですね。
これからも、あと10年(!)くらい一緒にいられるといいな、と思います。
またお店にも一緒に行ってね(働かせる)・・・。
 

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