今回ご紹介するのは2匹、茶トラのお人好し兄貴ジェイくん(14歳)としっかり者の妹ジャムさん(7歳)です。どちらも保護猫。
お留守番は初めてではなく、以前も上手にできたとのこと。じゃあ安心ですね。アカートもあまり緊張しなくて済みそうです!
と、思ったのですが⋯
いや、あれ?ジェイくん?なにそれ⋯。首の周り!そう、エリザベスカラー!!我が家の末っ子だったら大暴れするやつです。
実はジェイくん、お留守番の1週間ほど前に肛門嚢が破裂してしまって、処置はしたけどその後2週間ほどエリカラをつけなければいけなくなったとのこと。エリカラでお留守番ですか⋯。大丈夫?
あらそう、まあ、大丈夫ならいいけど。がんばろうね。
そしてこちらが妹のジャムさん、お写真でなんとなくおわかりいただけるかもしれませんが、両目がありません。
無いのでもちろん視力もない、全盲の猫さんです。でも生まれたときからなので普段の生活には全く支障がなく、一人で何でもできるのだそう。
すごい、かっこいい!
シッティングのご依頼をいただいたときは正直なところ少し心配だったのですが、お留守番の様子を拝見して1日でその不安も吹き飛びました。
ご飯だって、自動給餌器のところにスタスタ歩いてきて当たり前ですが食べます。いや、食べすぎてません?っていう体型ですけど。
スリスリだって、ほら。アカートのいるところへやってきてズリン!となかなかの圧でやってくれます。シッター冥利に尽きます。
ゴロンゴロンだって、この通り。なんだって一人でできますし、快適そのもの。もちろんおトイレもきちんと行ってて、粗相などあるはずもありません。お家の中では自由に、何の不都合も不便もなく生活しています。
すごいなあ、アカートなんか見えててもそこら辺にぶつかるのに。
こうなると不自由そうなのはむしろジェイくんのほうですね。パラボラアンテナみたいなのが首についてて、おトイレの砂が散らかっているのもきっとこれのせい。シッター泣かせ…。
なんかいつも変な姿勢ですし傾いてたりもするし、ほんとに不便そう⋯。ただ器用にソファの上り下りもしますし、ご飯も食べてるみたいなのでやればできるってことですね。
たまに脱いだりもできるみたいで⋯。
こら、それは駄目です!
最後に、ジェイくんの写真をよ~く見ていただくとわかると思うのですが、おヒゲが少し短くなってませんか?
これは実は妹のジャムさんがむしっているのだそうです⋯。ジャムさん、なぜそんなひどいことを??でもお人好しのジェイくんは怒らないんですね。
仲良し兄妹のジェイとジャム。自由に生きる彼と彼女はきっと毎日幸せです。月並みですが、幸せって自分次第。人に決められることではないんだなあ、と改めて思います。
ジェイくん、ジャムさん、またお会いできますように!
たくましい兄妹さん達😊
ウチの子達も少し見習って欲しいものです😅
コメントありがとうございます!本人たちは本当に日々のんきにやってました。
でも風斗くんたちもめっちゃいい子にしてましたよ!!