五月後半の奈良は、静かでした。

5/26(水)、本日は満月ですが、全国的に皆既月食がが見られるそうです。また今日の満月は今年最大の大きさの「スーパームーン」でもあるそうです。メインとなる時刻は夜の8時から8時半ごろ。7時前から10時前ぐらいも部分食となるそうです。
雨は降らないと思いますが、なるべく晴れるといいですね。

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さて東京・大阪・京都・兵庫に3回目の「緊急事態宣言」が出されて昨日で1カ月。どうやら再延長となりそうなこの頃。関西はいっときほどの新規感染者数でなくなったためか、人によっては「収まった」と思う人もいるかと思いますが、医療体制の逼迫などの状況はむしろ深刻さを増すばかりです。

そんな状況の中、大型連休が終わった5月後半の奈良がどんな状況かお伝えしようと思います。

奈良公園や寺社仏閣など市内の観光スポットは、平日は実に閑散としています。
東大寺や興福寺などメジャーな観光地は、ほぼ昨年の1回目の緊急事態宣言の頃と変わらないほど。

ただ土日ともなると、大阪・京都・兵庫など近隣府県からの観光客の方はいくぶん増えてきたように思います。

お天気さえ良ければ、奈良公園では鹿と戯れる親子連れの姿。子どもたちをずっと閉じ込めてるんで、休みの日ぐらいは遊ばせてあげようみたいな感じでしょうか。


興福寺の駐車場は土日には結構混み合っているようです。
クルマのナンバープレートは「なにわ」「大阪」「和泉」「堺」「神戸」「京都」そして1/3から半数が「奈良」という感じ。ただここに停めている方が興福寺のお寺や国宝館を利用しているわけではなく、奈良公園で鹿と遊ぶ家族連れのものが大半だと思います。公営の駐車場が閉鎖中ということもあるようです。


寺社仏閣と同様、駅前からならまちにかけて、お店などは土日でもさほど賑わっていないように思います。緊急事態宣言は出ていないものの、一応市や県が独自の対策を行っているので、20時以降は営業を自粛する飲食店も多いようです。

本来この時期、奈良は連休が終わった5月後半から夏までの間は、雨が降るとさっぱりですが、天気予報が晴れだったりするとかなりたくさんの観光客で賑わう観光シーズンということができます。

また修学旅行や遠足なども多く、平日もお寺や奈良公園は結構賑やかだったはず。


さらに何と言っても外国人の観光客が多かったですものね。

土日の駅前や商店街はここに日本人観光客も加わって、歩きにくいほどの人混みとなっていました。

こんな賑わいがこの先戻る日が来るのでしょうか。
来るとしてもまだ年単位で時間が必要なのではないかと思ってしまいます。
なんだかしんみりしてしまいましたが、アカートは元気です。
皆さまもどうぞお気をつけてお過ごしください。

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